あまのじゃくと三びきのさる（あおのこるり）

出版・編集・企画：杜の都仙台の出版社「本の森」ホームページ

あまのじゃくと三びきのさる
ののしまのこうしんさま他３作品
しおがまとせんだいのおはなし

文・絵あおのこるり
定価（本体1448円＋税）４冊セット
ISBN978-4-904184-42-4
松島湾に浮かぶ塩竈の浦戸諸島、野々島と寒風沢に伝わる昔ばなしを元に創作した『あまのじゃくと三びきのさるののしまのこうしんさま』、『さめとすばりじぞう』、
仙台市の伝統工芸品「堤人形」の赤芥子（あかけし）をテーマにした『べんじょがみさま』、
仙台市を流れる広瀬川の賢淵に棲んでいるという大グモの伝説を元にした『かしこぶちのぬす』、
計４作品が、オールカラーの絵本になりました。

○あまのじゃくと三びきのさるののしまのこうしんさま（塩釜・浦戸諸島・野々島）
野々島にある庚申様は、一番下にあまのじゃく、その上に三びきのさるが乗っていて、さらにその上には青面金剛像がでーんとあまのじゃくたちを押さえつけているユーモラスな形。そのわけは・・・。

○さめとすばりじぞう（塩釜・浦戸諸島・寒風沢）
寒風沢のすばり地蔵は、荒縄をぎりぎりに巻いて願を掛け、願いがかなったら荒縄を解くという。タコ漁師の田吾べいは、ある日、岸にあがった小さなサメを助けて家に帰ったところ、不思議なことが起きた。

○べんじょがみさま堤人形・赤芥子
冬はさむ～い田舎家の離れ便所。その窓際にちょこんと鎮座して、家族の安全や健康をお守りしてくれるという赤芥子「べんじょがみさま」のほほえましいお話。

○広瀬川かしこぶちのぬす（仙台）
夏休み、瀬川のずんつぁんと一緒に広瀬川に釣りに出かけた広ちゃん。人間をおどかすのが大好きという大グモの話にドキドキして・・・。

■あおのこるり
仙台市在住。『べんじょがみさま』、『広瀬川のヌス』で仙台の昔を伝える紙芝居コンクールで佳作。
『さんびきのさるとあまのじゃく』で塩竈絵本コンクール優秀賞。
『クッキーのすきなこと』、『ちっちゃな赤い車ポポロン』で明徳館こんわ会、子供に贈る夢のおはなしコンクール入選。