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宮城県南の苗字と家紋 宮城県南の苗字と家紋

川村 要一郎著
定価(本体1600円+税)
ISBN978-4-904184-56-1
誰の家にでも必ずあるのが「家紋」である。
宮城県南地方には、「切竹丸に○○紋」が多い。その理由は、軍功や金品の献上のために伊達家より「竹に雀」の竹紋を頂き、それをベースに各自の家の紋を合成して使っているのだという。
このように、様々な歴史を秘めながら、現代でも人々の生活に息づいているのが家紋と言えよう。

宮城県南部の白石市、名取市、岩沼市、角田市、柴田町、大河原町、村田町、川崎町、蔵王町、七ヶ宿町、丸森町、亘理町、山元町の計4市9町にある家紋には、 どのような種類があり、どんな苗字の家で実際に使われているのか。
それぞれの家のルーツは、どのような歴史が語り継がれているのか。また、珍しい家紋には、どういうものがあるのかなど、丹念に調べた労作である。
家紋一覧表付き

■川村 要一郎(かわむら・よういちろう)
昭和24年8月5日生まれ。宮城県白石高校卒。元白石市役所勤務。現在白石市在住。

■主な著書

伊達郡の苗字と家紋伊達郡の苗字と家紋
『白石刈田地方の苗字と家紋』(川村要一郎)、『白石城主片倉氏と家臣の系譜』(創栄出版)がある。