仙台八街道界隈の今昔（古田義弘）

出版・編集・企画：杜の都仙台の出版社「本の森」ホームページ

仙台八街道界隈の今昔
続・仙台城下の町名由来と町割

古田義弘著
定価（本体1500円＋税）
ISBN978-4-904184-68-4
宮城県の地図を見ると仙台を中心として道路が放射状に延びているのが分かる。この構図は、基本的に藩政時代から変わっていない。
南の江戸あるいは北の盛岡方面と結ぶ奥州街道が縦貫し、東は港町塩竈や石巻、さらに霊島金華山や気仙沼方面と結ぶ石巻（利府）街道・塩竈街道、奥羽山脈を越えて山形方面に至る西への道は、作並街道・秋保街道・笹谷街道と３つのルートがあった。街道の姿は時代とともに大きく変化したが、物資や人を運ぶ役目は昔も今も変わらない。

この本では、奥州(北)・奥州(南)・作並・秋保・八木山・仙台バイパス(国道4号）石巻（利府）・仙塩の各街道を新旧織り交ぜ「仙台八街道」と呼び、それぞれの歴史や沿道の市町村の移り変わり、今の姿や戦後開発された団地についても紹介する。

■古田義弘（ふるた・よしひろ）
住宅問題評論家、東北福祉大学客員教授、仙台郷土史研究会会員。
1936年1月、岩手県一関市（千厩町）に生まれる。1968年、(株)フルタプランニング設立。2008年まで40年間代表取締役社長。仙台圏の住宅団地開発や分譲マンション等の計画コンサルタント等を手がける。
1966年1月、NHKテレビ（NC9時）に出演、田中内閣時の大蔵大臣（当時）の愛知揆一氏と土地問題で対談。以降、住宅問題評論家としてスタート。
同年より仙台放送テレビの住宅情報番組「こんにちは0番地」「マイホーム作戦」等に13年間企画出演。同年より東北放送ラジオ番組「古田義弘のハウジングレポート」に35年間企画出演する。他にラジオ福島（33年間）、岩手放送（24年間）、山形放送（12年間）のラジオ・テレビ番組に企画出演。
1988年から東日本放送テレビ「ザ・ハウジング」（12年間）にキャスターとして企画出演他。著書多数。

■主な著書

 伊達な文化の伝承と記憶
 仙台城下の町名由来と町割
 仙台城下わたしの記憶遺産
 吾が道、一を以って貫く