北に吹く風（宇津志勇三）

出版・編集・企画：杜の都仙台の出版社「本の森」ホームページ

北に吹く風

宇津志勇三著
定価（本体1600円＋税）
ISBN4-938965-82-8
奈良時代の東北・日本海側に
爽やかな一陣の風が吹いた・・・。

勢力圏を拡大しようとする律令国家と、それに抵抗する北の人々。その溝を埋めたのは、人を信じることができる一人の若者だった。
最北の統治機関・出羽柵（現在の山形県）を舞台に描く、清々しい「人間の物語」。

■宇津志勇三（うつし・ゆうぞう）
1942年、福島県南相馬市生まれ。2002年、会社勤務後、定年退職。
2004年、『門間さんの礼状』（サークル仲間の悲喜交々）で第17回銀の雫文芸賞最優秀賞受賞。
2006年『北に吹く風』（奈良時代の若き官人と蝦夷の交流）。
現在「仙台文学」同人、「四ツ谷の水を街並みに」市民の会会員。仙台市在住

■主な著書

 寒き夏
 水の音